慢性腰痛の方における
当院の鍼治療
私共の経験上、慢性腰痛において鍼治療と灸治療で得られる効果はほぼ同じです。しかしながら、痛みが発生してすぐ(急性期に近い状態)の場合においては、まだ炎症が残っており、灸治療を施すと火に油を注ぐような状態になります。そうなると、治療を施したことで痛みが増してしまいます。
そのため、当院では急性期に近い状態の場合、鍼による治療をしております。鍼治療は、超極細の鍼を炎症部分やその周囲に刺すことで皮膚や筋肉、神経を刺激し腰痛を改善していきます。鍼を刺すことに抵抗がある方には、お灸治療をすすめております。(症状がお灸による治療が可能な状況の場合に限ります)