浜松で腰痛に特化した鍼灸院「ふかだ鍼灸整骨院」

脊柱管(せきちゅうかん)とは?
椎骨と呼ばれる骨が連結して柱状になったもので、一般的には「背骨(せぼね)」と言われています。脊柱のほぼ中心には椎骨が連結することにより出来た管状のトンネルがあり、それを脊柱管と言います。そこから枝が生えるように手足への神経が伸びています。

腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)とは?
脊柱管が腰の部分で狭くなる病気です。
その原因としては、脊柱管内にある黄色靭帯が肥厚して、神経や血管を圧迫するもの、椎体の変形や椎間板が脊柱管内の神経や血管を圧迫するものと、多岐に渡り、診断にはMRIやCTなどの検査が必要になります。

具体的な症状には腰痛、臀部(おしり)の痛み・しびれ、足の痛み・しびれ、足の筋力低下などといった症状です。特徴的なものは間歇性跛行があります。

間歇性跛行(かんけつせいはこう)とは?
一定の距離を歩いていると、足が痛くなったりしびれたりして歩けなくなりますが、しばらく休息するとまた歩けるようになるという症状です。

脊柱管狭窄症には神経根型・馬尾型・混合型があります。

◆神経根型
神経の根本を圧迫されることをいいます。
症状は片側だけに起こる痛みが多く、両側の圧迫は稀にあります。
この症状は鍼灸の施術が適応になります。

◆馬尾型
第一腰椎辺りから馬のしっぽのように枝分かれしている形状から、馬尾神経といい、そこが圧迫を受けます。
症状はしびれ・脱力感などがあり、進行すると膀胱直腸障害が出る場合もあります。

◆混合型
神経根と馬尾の両方に圧迫を受けます。
症状は神経根の圧迫による痛みやしびれと、馬尾の圧迫による異常感覚が起こります。


◆当院での治療法
脊柱管狭窄症は脊柱内での神経、血管の圧迫が原因であるため、狭窄部位の血行改善と筋の緊張緩和を行うことで脊柱管狭窄症の症状改善を図ります。

当院では自覚症状や他覚所見で判断した狭窄部周囲である椎間関節部の刺鍼と障害されている末梢神経の神経刺激を主に行っております。また、腰周辺の筋緊張を緩和することで神経根への圧迫や血流の改善を促します。

同じ部位の痛みやしびれでも患者様一人一人の原因が違うことがほとんどです。
辛さを先延ばしにせず早めの対策をおすすめします。

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